あれは確か、えーと、そうですね、昨年末の話でしたか。確かそうですね。出張の帰りがけにね、まあ西に方に出張に行ったもんで、その帰りの新幹線でね、写真を撮ったんですよ。グリーン車だったもので、ちょっと手持ち無沙汰だったといいますか、いやいや、いつもはグリーン車なんか乗りませんよ。だって高いでしょう。Express会員なもので、ポイントがたまったんですよね。1000ポイントたまるとグリーン車に無料乗れるんですよ。そうだ、Express予約ってご存じないですか。あれはいいものですよ。東海道新幹線に良く乗るなら文句なしにお勧めしますね。そうですね、個人的には、控えめに言っても「ザ・ベスト・オブ・ウェッブ・アプリケーション」だと思うんですね。たとえば名古屋に向かう電車の中で携帯で新幹線の予約が席指定でできるんですよ。もちろん変更もできるので、東海道線がちょっと遅れて間に合わなそうなら、その場で一本先の新幹線に予約変更すれば良いんですからね。大変助かってますよ。そうだ、その新幹線のグリーン車で、WEDGEを読む気にもならなかったのですから、何の気なしに窓の外を写真を撮ったんですよね。GyalaxyTabで。
おお、なんか思ったより撮れるもんだなあ、やるああタブ君、と思って、今度は建物を狙って撮ってみたんですけよね。
お分かりになりますかね?斜めなんですよ。超斜め。これ電柱だと思うんですよね。いったい何事かと思って、動画も撮ってみたんですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=7Y-mr_BZkbY
超ななめ。予想だにしていなかったので、ものすごい驚きましたね。まあそのおかげで、いったいどういう原理なんだろうと思いを馳せていたら、あっという間に東京駅に到着したので、飽きずにすんでありがたかったですけれどね。
そのときどんな風に考えたかというと、これはあれだ、画面の上と下で時間がずれているに違いない、未来が歪んだんだ!特殊相対性理論みたいなやつだ!e=mc^2的なやつだ!とは思わずですね、まあ一応はネットワーク専門とはいえエンジニアの端くれなんでちゃんと考えてみたんですけどね、まず写真でも動画でもどちらでも起こるということは、どちらにも共通した部分である画像/映像を記録する部分によって起こるのではないかということです。また、写真/動画を良く見てみると、どうやら近いものほど斜めになっているようですので、つまるところ、動きの早いものが斜めになってしまうんじゃないかと思いました。
おそらくですが、受け取ったイメージをデータ化する際に画面で言うところの走査線の上部から記録していくような処理になっていて、その処理速度よりも速い速度で物体が通り過ぎると起こる現象なのではないかと、そのときは推測していたんですよね、ええ。
さて、その後放置してまして、最近になって思い出していろいろ調べたんですけど、まあ結論から申し上げますと、これはCMOSセンサの特徴らしいんですね。説明するほどの知識もスキルもないので、詳しく知りたい向きは以下をご参考にしてください。
http://www.next-zero.com/HDV/S270J-06/001.php
http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/imagingdevice/cmos/highframe.html
http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/imagingdevice/cmos/focalplane.html
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000095293/SortID=11339962/
動体歪み、フォーカルプレーン、ローリングシャッター。勉強になりますなあ。
(特にオチはないです。普通にちょっとおどろいた話ってだけでした)
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