外資系ではたらいているといろいろと日本の会社と違うところがあってなかなかおもしろいのだが、勝手がわからず大変なこともある。たとえばRSUなどである。というかRSUがくっそめんどくさそうなのだ。
RSUとは Restricted Stock Unit であって、「譲渡制限付き自社株式取得権」であり、一種のボーナス的なもので、端的に言うとある価格分の自社株を定期的に譲渡されるのだけれど、(1)まず「お前には何年で何ドル分やるよー」という情報があって (2)一定期間ごとにそれを売却する権利をもらう(vest) (3)売って利益を得る、または損をする という流れなのだが、税金的には大変めんどうっぽくて、(2)は追加の給与所得、(3)は雑所得となるようで、さらに円換算とかしないとならず大変めんどくさそうなのであって、ちょっと不安でいっぱい。
とりあえずググったものを一部メモ。
- http://libra-tax.com/blog/%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%8B%EF%BC%9Frsurestricted-stock-unit%E3%81%AE%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E7%94%B3%E5%91%8A/
- https://xn--7rs178bkgjf7vk8bba.com/blogs/?p=92
- http://minkara.carview.co.jp/userid/1621560/blog/35255690/
その前に、USでの課税による多重課税を回避するためにW-8BENの申告しないともったいない模様。W-8BENは Certificate of Foreign Status of Beneficial Owner for United States Tax Withholding であって、日米租税条約によってUS外在住者への課税を減免したり免除したりしてくれる申請のようである。ふむ。なかなか大変そうであるが、自分の場合は会社が「e-Trade上で株譲渡するよー」とのことで、e-TradeからW-8BENも申請できた。
くっそややこしいが、まあ最悪は税理士の子に相談してしまう手もあるのであまり深く考えていない。
なおUS本社の外資系で働いているとはいえ、しかし英語は読み書きばかりで会話せず、英会話はまったく上達しないのであった。
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