distribute-list の extended access-list は ルーティングプロトコルによって意味が変わる話。あんまり使わないけどよくあるtipsなので念のためメモ。
BGP
source part が network に、destination part が mask になる。ワイルドカードに注意。
permit ip 10.0.0.0 0.0.0.255 255.255.255.0 0.0.0.0
-> 10.0.0.[0-255]/24
permit ip 10.0.0.0 0.0.0.255 255.255.255.0 0.0.0.255
-> 10.0.0.[0-255]/[24-32] (※理屈上。あとで確認->確認済み)
EIGRP/RIP
source part が gateway(update source) に、destination part が network になる。mask length なし。あと、out には source に 0.0.0.0 か any を使わないといけないらしいのでほとんど意味なし。(未確認->確認済み)
なお、route-map経由で適用するとBGPと同じ感じでnetwork/maskとして扱える。(確認済)
OSPF
distribute-list そのものの意味が違う。まず database へは影響しない。in だと routing table への install がされなくなる(databaseには残るので他のルータに伝達する。つーかdatabaseが一貫してるのがリンクステート)。out だと外部ルート(E1/E2) の伝達がされなくなるらしい。へえ。
OSPF の distribute-list out やったことないのでこれもあとで気が向いたら試してみる。
しかし以下のCiscoサポートフォーラムの acl に log オプションつけtてみるアイデアは大変 cool だわ。
https://supportforums.cisco.com/discussion/11707866/extended-access-list-used-outbound-distribute-list-doesnt-work-rip
http://blog.ine.com/2008/01/04/using-extended-access-lists-in-a-distribute-list/
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